裏稼業のススメ　6 　ソープ嬢専門金貸し

ソープ嬢専門金貸しという決してオモテの職業ではないですけど裏稼業に存在するのは、ご存知でしょうか。
ソープ嬢を専門に金を貸す職業、これは、けっこう、とりっぱぐれのないカタイ商売です。
それは、返済は、ソープ嬢自身から、してもらうのではなく、ソープ嬢が働く店に給料がわたる前に天引きしてもらうからです。
そのかわり、店側に手数料を払い、ソープ嬢専門金貸しは、ソープ嬢を紹介してもらえる役得もあるという。
同時にソープ嬢が働く店には、ソープ嬢が金を借りるということで、退店できないようにするメリットがある。
上記のことを考えると、本当においしい商売ですが、やはり、ソープ嬢専門金貸しには、才能というものがあり、計算能力、コミュニケーション能力、資金力が必要とのこと。
しかし、どうして、サラ金に借りずにソープ嬢専門金貸しなのでしょうか。
まず、ソープ嬢の多くは、いわく付きで、金に困っていて、普通の金融業者では、ブラックリストに載っているということです。
それどころか、ソープ嬢によっては、ヤミ金にも相手にされない場合も。
だからこそ、ソープ嬢にとっては、ソープ嬢専門金貸しの需要があるのです。
金を遣(つか)う手段としては、主にホスト遊びで毎日借りにくるソープ嬢もいるそう。
ソープ嬢は、平均して50万円借りにきますが、ソープ嬢の手に給料が渡る前に天引きされるので、かなりの確率で、とりっぱぐれがない。
最後に、ソープ嬢は、世間一般に「肉体を提供する職業」という意味では、「おちるとこまでおちた」と考えられて、給料もよさそうですが、そうでもないそうです。
元締めが、身体を張って稼いだ分の3分の2を持っていく。
そうなると、ソープ嬢の稼ぎは、そんなにない。
逃げようとするソープ嬢もいて、見逃しの手段として、当然、金利の代わりにセックスさせる。
ペナルティは、きついが、2度と金を貸さない。
ソープ嬢専門金貸しという商売は、どうですか。
とりっぱぐれがなくて、セックスで性欲も満たす一石二鳥のおいしい商売。
でも、よくよく考えてみれば、ソープ嬢専門金貸しに本当に必要なものは、計算能力、コミュニケーション能力、資金力ではなく、性欲・肉欲にとらわれない精神力ではないでしょうか。