裏稼業のススメ　1 　振り込め詐欺

振り込め詐欺は、あまりにも有名ですね。
この世の中にオモテの仕事とウラの仕事があるというのは、誰にも想像がつくと思います。
もちろん、これは違法で警察に捕まります。
ただ、ある雑誌によれば、オモテの求人が減っているから、裏稼業に手を出す人も多いという。
それは、プロ、つまり、ヤクザから素人の一般市民までです。
事実、「オモテの仕事の求人が減ってる今、闇のリクルートにも興味をもってみるべし」と、まるで犯罪を誘っている記事を見たこともあります。
振り込め詐欺は、あまりにも有名ですが、もともと、オレオレ詐欺とも呼ばれていました。
振り込め詐欺というのは、最初は単に「お金を振り込んでよ」だけだったけど、最近は、レベルアップしてきて「旦那が痴漢で捕まったから、和解金を振り込んでほしい」とか「お宅のお子さんが交通事故を起こした」というふうに手の混んだ手口になっているらしいです。
振り込め詐欺は、2003年以降に急増。
2008年1月から3ヶ月で約78億円とかなり、おいしい商売です。
だからこそ、素人の若者の参入が多い。
2006年、100人以上の大規模な詐欺グループが逮捕されました。
なんと、被害総額が100億円。
いっまで経っても振り込め詐欺は、なくならないわけです。
そして、組織化すると、皆より一味違った技術を駆使する者がでてきます。
例えば、複数の声色を使うものがそうです。
低い声で関西弁の人を装い脅して、その後、同一人物が関東弁の法律事務所の職員を装う。
それだけにとどまらず、複数の人間が、それぞれの役に徹し「劇団型犯罪」という手口も存在するらしいです。
サイレンなどの効果音を使う場合もあり、振り込め詐欺の手口をマニュアル化したり、振り込め詐欺、オレオレ詐欺は、もはや一つの文化になっています。
そして、これらは、儲かる上に元手がかからず 、パソコンと名義人がない携帯電話、銀行口座さえあれば誰でも出来ます。
どうですか？この商売。
一度検討されてみては。